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[ タイトル/ title]
少女A / a girl A
[ 制作年/ year]
2014
[ タイトル/ title]
屋根の上の変態動物/ Shape shifter on the roof
[ 制作年/ year]
2011
[ コメント]
時間を経て、環境を受けいれたその先に、変態した生物を想像した。
変態動物とは何者でもあり、何者かでもない生物である。
[ タイトル/ title]
反対物の同居/ Cohabitation of opposite things
[ 制作年/ year]
2007/2014
[ コメント]
離れているという事柄があることで、この世界は成り立っている。それらが別の世界の事柄として、隔絶されないように僕は精一杯つなぎ離さない。そしてそれらを未来へ連れて行くために前に進むという選択をする。
拝借景庭/ I make a Japanese garden with Haishakkei
( レジャーな石庭+ なんだか庵)
始まりはいつもレジャーシート
( チャゲアス風に)
雪に心踊らせても
雨に降られ 消えてゆく
飛ばし気味に青春を感じても
風に吹かれて消えちまうのさぁ
( エレカシ風に)
始まるよここは拝借景!
消え無い煙は拝借景!
oh〜イェ〜
[ 制作年/ year]
2014
[ コメント]
安土桃山から江戸初期の「茶の湯」という文脈を見たとき、それを芸術と考えるならば、それは文化であり政治であり概念を構築される行為であると考える。私の「行い」はこの日本に元来あった芸術の文脈と輸入された芸術が整理されない、若しくは現代のグローバル化、ナショナリズムから日本におけるART の限界、間に揺れるアート、芸術、美術を制作する者にとってのジレンマであると同時に「間」の中で新たな概念を構築する為の準備、行為である。つまりはこの間を考えることで今現在の日本人という、立ち位置を意識的に、また自分とは何かを等身大、身近で考えようとする作品である。
[ タイトル/ title]
残雪山/ Lingering snow mountain
制作において私はなるべく対話をして行いながら茶室と枯山水をチープな素材で制作しました。また出来るだけ意見を参考にして完成にもっていきます。意見としてあえて書いておかなければならないのは枯山水に使用したレジャーシートの配色についてです。この配色が嫌だという意見は、今回制作することにおいてキーワードになっていると思うからです。ただの色が配列を変えるだけで、意味を持ち、人を不快にも愉快にもさせるのだということ、色を扱う事の多い芸術家は、それを考えると何もできなくなる事になってしまうという意見が面白くなりました。また、制作する前に雪が降り、近所の雪掻きをして庭と道路にまたがって雪山を制作した事で良い事をしたはずが道の邪魔にもなるし、作品なのか雪なのかで議論された事に間を意識的に、ただの雪が意味をもったことが、この作品の制作開始に良かったと思います。その雪はみるみる溶けて、そんなことあったな、となる訳で。。関わった方々すみません。今言います。ワザとです。
私はこの拝借景の庭で不快か愉快か、作品かゴミか、悪ノリかマジメか、考えてるのか無意識なのか、良い人なのか悪い人なのか、を探りながら制作しました。
[ タイトル/ title]
自己のイメージ / Selfʼ s image
[ 制作年/ year]
2014
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僕たちを不安にさせた福島の原発の建屋の絵を覚えていますでしょうか。
三陸の海と鳥をモチーフとした図像はクリーンエネルギーによる平和を象徴していたのでしょう。
しかしその巨大なモニュメントが暴走装置になってしまうことは、僕が制作をする、つまり考えることで重要なモチーフとなりました。
この作品は、原発の四角い絵柄が高速回転することによって、円形の曼荼羅に変化します。曼荼羅はユング心理学では安定を示しています。
安定しているようにみえ、暴力的であるこの装置は僕にとって、原子力発電所と一緒なのです。
[ タイトル/ title]
人食い / man eater
[ 制作年/ year]
2014
[ コメント]
心理学で有名なユングは4歳の頃に人食いの夢を見た体験が心理学のベースとなっています。洞窟の中の玉座にそびえ立つ長い肉の固まりをした人食いは、巨大な男根(ファルス)であることに後年気づきます。ファルスは家父長性の権力などの象徴であるとされています。叫ぶことによって興奮し、そびえ立つ風船は、まるで人食いのようです。ファルスをつくり、あなたにとっての権力を爆発させてください。
[ タイトル/ title]
拘束のバルーニング/ Balooning restraint
[ 制作年/ year]
2014
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昔みたソ連のSF 映画で、最後の息を風船に吹きこんだお墓のシーンをよく覚えています。またアダムも主の吐息によって人間となったと記述があるように、息を吹き込むことで彫刻に身体性を与えることに興味がありました。建築によじのぼり、風船に息を吹き込んではめていくことで、この家にドローイングをしてみました。
[ タイトル/ title]
banana leaves / green
[ 制作年/ year]
2014
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最近は植物などを描きます。
[ タイトル/ title]
絵画とみる景色/ The scene seen together with pictures
[ 制作年/ year]
2014
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長屋とみる 長屋からみる
[ タイトル/ title]
アーティスト イン 長屋 / Artist in NAGAYA
[ 制作年/ year]
2014
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絵を描いています
しばらくのあいだ取手に暮らし
長屋に居着きます
アトリエ放浪記です
[ タイトル/ title]
アバンギャルド茶会/ Avant-garde Tea ceremony
移動茶室「丿庵(へちあん)」/ Portable Tearoom「HECHIAN」
[ 制作年/ year]
2014
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軽自動車を改造して作った移動茶室「丿庵(へちあん)」にてゲリラ茶会を開催します。究極的にそぎ落とすことで生まれたのがこの極小茶室「丿庵(へちあん)」。前衛的な茶会を通して、当時、千利休が追い求めた極限までそぎ落とした「マイナスの美学」を堪能できるチャンスです。
[ タイトル/ title]
I'm on the Earth
[ 制作年/ year]
2013
[ コメント]
世界の様々な都市の中心で、カメラを取り付けた自作の長い一脚を立て、都市を歩く人々と自分を俯瞰撮影している。撮影した三都市を並べる事で、都市の様子を俯瞰的に比較する。
[ タイトル/ title]
最後の音をきく/ Hear the bottom noise
[ 制作年/ year]
2014
[ コメント]
この作品は、わたしが[ 日本企画] の旧事務所にあるかもしれない「おもしろいこと」を求め、建物の壁をはがしたところから始まりました。
築約40年のこの事務所は、すべての柱と土台が腐り、沈下した基礎の上にかろうじて立っている状態でした。わたしはそのいつ崩れるかもわかない恐怖によって、例えばトラックが通る度に発生する建物の振動音や、壁をたたくと落ちてくる腐った木くずの音といった些細な音に敏感になりました。そして、建物内では身体感覚は研ぎ澄まされ、やがてその普通ではない状況が「おもいしろいこと」のように思え、自身はその中心的な価値に近づくための行為へと誘導されていきました。
この建物は老朽によってまもなく終わりを迎えますが、わたしは解体される前のこの状況に、生き物の死の直前と同じような異常性を感じていまた。その瞬間は、一生に一度しかないという説得力をともなった何かしらのメッセージが残される瞬間なのかもしれません。それは断末魔の叫びなか、悪あがきなのか、あきらめなのか、「おもいしろいこと」なのか。きっとその物語の最後に立ち会うことでしかわからないのでしょう。自身とは全く関係のなかった物語の最後から何を受け取るのかという興味、そして身体感覚と共振する感情的な音にひきこまれ、ここで想像を超える何かに出会える気がしたのです。