こんにちわ 「非の無い処に煙を立てる。」に参加している 絵描きの幸田千依です
拝借景にレジデンスしてはや5日 怒濤の日々でしたが すこし整理してみましょう
ここ数年 あちこち レジデンスやらで 地域を巡っています
そのつど出会うコミュニティ 人 それぞれの違いと 同じ志し 思う事がたくさんあります
さて 取手の拝借景ですが 一日目からとても居心地が良い みんなでお酒呑んだり こたつで夜な夜な話す 笑う
そして なんか拝借景まわり 男ばっかりです 若いアーチストから 年上のアーチストまで 縦のつながりが強いです
そんな渦の中 暮らしています
無限カレーもやってます 取手に来てからずっと 朝晩カレーです 毎回美味しいです
男が多いので 米もカレーもすぐなくなります
はいこれ わたしのアトリエです 普段 移動制作の多いわたしは自分のアトリエを持っていません
今回 取手にある長屋で展示をすると同時に 同じ並びの長屋を マイスタジオとして使わせてもらって
そこで毎日 絵を描いています 古い長屋 見た目最高 アトリエとしてもちょうど良い広さ
ここで10日間ほど 絵を描いたり ピアノの練習をしたり 通りかかる人とおしゃべりしたり 日常を行っています
今日は 美味いトマトを差し入れしてもらいましたよ !
この週末は イベントつづきで あっというまでした
土曜日 貧藝品評会 まさかの貧藝賞もらった
荻原数右衛門さんありがとう
去年 福島の土湯温泉でのプロジェクトで出会った 高橋くんとも まさかの取手で再会
こういう出会い直しがあるから 制作をつづけることはおもしろい
(カレーを差し入れしてくれた わかってるね)
日曜日 屋根の上でライブです なんて清々しい歌もすばらC
この日は アバンギャルド茶会も体験したし 夕方はみんなで 拝借景の大家さんのお誕生日も祝いました
取手にはたくさん アーチストが住んでいます 昔から知り合いだった人達 顔見知りな人達
ふだんなかなかどうして のんびり話すこともあまりできなかったりしていた人達とも
取手という場所でまた出会い直して 日常の時間軸と 展示という非日常の時間の中で すなおに話すことができてうれしい
暮らす ということと 創る ということを 貴重に思えるのが レジデンスのいいところですよねー
取手は夕日がきれいだよ と いわともに言われていたけれど ほんとうにきれい!
暮らしている拝借景とアトリエの長屋を結ぶ たった2分くらいの距離 東西に走る道が 私の今の生活圏
毎日毎日みる夕日に 今回の滞在のポイントがある ような 気がする
新しい人と話す事で かきまぜられる何かがあります
出会い直すことで ぐっと深まる何かもあります
あと一週間後には 取手を出て行く存在として 今 見えるもの きちんと見て
絵を描く手を動かしながら 考えて 愉快に 過ごしていきたいとおもいまーす
(週明けの今夜は 阿部くんと 京都から来たよしだくんとカレーを食べて 囲碁をして
すこしビールを呑んで笑う 静かな日常です 明日は早起きして 朝の取手を見てから 絵を描くぞ)
夜の長屋 阿部くんの屋根上彫刻かっけー